2016年ドイツ遠征記【アレキサンダー・ピオワルキー氏編№1】 [ドイツ・ピオワルスキーディスカス]
皆様こんばんは。店長タケオです。
昨日の台湾遠征記から一転して
諸事情により、ドイツ遠征の後半の話にすっ飛びます。
2016年2月23日、ドイツ復興計画のため訪れた シュツットガルトから
電車で単独移動し、 2009年、2010年にレンタカーで訪れた
ピオワルスキー氏の住む町、”SIEGEN"シーゲンを訪れました。
勿論ピオワルスキー氏に会うためです。
今回は昨年から稼働しているピオワルスキー氏の新設備を見る事
そしてそこでのブリーディング状況がどのようになっているのか?
この目で確認するつもりでした。
こちらがピオワルスキー氏の眼鏡屋さんです。
このシーゲンでは、眼鏡屋として一番店だという事です。
その理由は”最新の視力測定器を常に導入しているから”と
ピオワルスキー氏は言ってました。
このショップの地下に、ピオワルスキー氏の新設備があるのです。
私と同じ年のピオワルスキー氏と5年ぶりの再会。
お互い”ふっくら”しましたね。(笑)
この新ファームですが、実は使用する水に問題があり
あまり稼働していないのです。何という事でしょう。
新ファームに引っ越した後
ブリーディングの際の孵化率が
極度に低下して困っているという事でした。
こちらがキープされているロートターキスの種親達。
”もうかなりの年数インブリーディングしているから、かなり魚の見た目も変わった”と
氏もいっておりました。
私も、初めてのドイツ訪問でワイルドから
F5世代のロートターキスをみて、そして長く日本にロートターキスを
輸入し紹介し続けてきましたので、ロートターキスが
代を経るごとに変化していったのは良く分かっております。
しかし未だこのような美しいストライプを維持しているのには
本当に驚きますね。
ここで動画です。
さぁ、家に行こう!!といわれたので、草々に移動しました。
というのも、電車の都合でこのシーゲンに滞在できるのはたったの3時間。
本来は新ファームだけ見て帰るつもりだったのですが
他の魚は家にいるよ!!といわれて
それならばと、彼の乗る”妙に速い赤いアウディ”に乗って
ピオワルスキー宅に向いました。
到着して驚いたのは、以前の素敵な自宅地下の水槽群は
すっかり撤去されており
そこには彼の息子さん用のドラムセットが・・・・??
この地下室で、家族で演奏を楽しんでいるんだよ。という事。
因みに娘さんはキーボード、ピオワルスキー氏はギターだそうです。(ギター教室にも通っているそうだ!!)
その地下室にはこちらの水槽が置いておりました。
販売用のディスカスが左右の上段に
下段には次世代のピオワルスキーディスカスを担う
素敵なディスカス達がおりました。
この水槽の後ろに大型の水槽はあり、そちらには。
ドイツの昔の血を引くピオワルスキー・コバルトが豪泳しておりました。
氏は、コバルトのブリーデングはもう辞めるかも??と言ってました。
2009年に氏から教わった
ピオワルスキー・コバルトのブラッドバックグランドは以下の通りです。
I breed the cobalt discus since 1998. I began with
an old german strain, which I got from good friend of mine. He bought them from
the german breeder Mr. Colle. (Mr. Colle stopped breeding about 6 years
ago).
an old german strain, which I got from good friend of mine. He bought them from
the german breeder Mr. Colle. (Mr. Colle stopped breeding about 6 years
ago).
In 1999 I crossed this strain with another old
german starin. The combination of this two strains brought very big discus with
a very good form. Between 1999 and 2005 I breed many discus of this strain. In
2005 this strain nearly died out. Because of a mistake I didn´t kept a
male.
german starin. The combination of this two strains brought very big discus with
a very good form. Between 1999 and 2005 I breed many discus of this strain. In
2005 this strain nearly died out. Because of a mistake I didn´t kept a
male.
With a trick I kept this strain alive. I crossed a
female cobalt with a male red turquise. This crossing brings the discus I call
red turquoise x cobalt
female cobalt with a male red turquise. This crossing brings the discus I call
red turquoise x cobalt
When you breed with two of this discus, you get 25% red turquise, 50% looks like
the parents and 25% are real cobalt, like their grendma. This is only possible,
because the two starins are very "clean" (I don´t know the english word for
it).
the parents and 25% are real cobalt, like their grendma. This is only possible,
because the two starins are very "clean" (I don´t know the english word for
it).
Now I have 8 of this discus in the age of 16-17
month and I will begin again, to breed this strain. Many people ask for this
color at the moment.
month and I will begin again, to breed this strain. Many people ask for this
color at the moment.
色々クロスはしておりますが、Colle=コレ氏由来のコバルトなんですよね。
いやいや、勿体ない話です。
では、本日はここまでです。
次回をお楽しみに。
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2016-03-12 20:08
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