ドイツ探訪記PartⅡ 副題:あのレッドターコイズを探して・・・ [ドイツ探訪記]
皆さん、こんばんは!
何だかんだしているうちにこんな時間になってしまいましたが
予告どおり、ドイツ探訪記Ⅱをお送りしたいと思います。
前回のディスカススペシャルさんを後にして
今回の旅の最大目的でありますディスカスブリーダーさんのお宅に邪魔しました。
(ドイツでもお宅訪問か?^^;)
こちらが、そのブリーダーさんのお宅です。
(帰る時に撮影しました。日はすっかり落ちて辺りは真っ暗ら)
まわりは丘の上にある本当に閑静な住宅地。
こんな素敵な家のどこかに、たくさんのディスカス水槽があるとは想像もできないですよね。
ホームブリーダーさんという事で分かってはいたのですが
いざ目の当たりにすると、非常に不思議な感じがしました。
こちらが今回ご紹介するディスカスブリーダーのアレキサンダー ピオワルスキー氏です。
私とほぼ同じ年ぐらいですね。
本業はネガネ屋さんだそうです。(きっとお洒落なメガネなんでしょうね。)
もう2人の写真の後ろに写っているのでなんとなく想像つくでしょうか?
早速ピオワルスキー氏の水槽環境を見ていただきましょう。
( ´ー`)フゥー...素敵です。
やっぱりこういう見た目のお洒落さが、ドイツですね!
こちらが、先ほど見ていただいたピオワルスキー氏宅の地下温室です。
扉から入ってすぐがこの光景でして、これを目の当たりにした時は
かなり驚いたのですが、さらに、かすかに右に見えている水槽を見た時
私は、今回ドイツに来て間違いなく良かったと思った訳です。
思わず声を上げてしまいました。
フラッシュ無しでの色。
赤、青、黄、3色が大型のボディにダイナミックに力強く調和しております。
ラインの流れも美しい。これぞドイツのロートターキス(レッドターコイズ)!!というのとは
少しイメージが違いますが、体型、表現、色彩が高次元で調和した個体群を目の当たり
出来たことを私は本当に幸せに思います。
ピオワルスキー氏は、このロートターキスをかなり意欲的にブリードしておられまして
こちらが11~12cm(口先から尾の付け根まで)
こちらが12~13cm(口先から尾の付け根まで)
写真を良く見るとかなりの将来有望な子が気持ちよさそうに泳いでおります。
ピジョンもおりました。えらい数です。おまけに
こちら皆兄弟だそうです。(実はこれで一腹の半分^^;)
ピオワルスキー氏の恐るべき育成能力の高さも実感させられました。
写真取りまくる私とピオワルスキー氏。
ディスカスがいれば、言葉の違いもあまり関係なくなるものです。
『この子良いでしょ』『この子も良いね~』と2人で言っております。
日本ディスカス好きが集まった時のそれと全く変わりません。
意外とこじんまりとしたブルーディングルーム。合計20個の
ペア水槽が設置されております。
非常に美しいラインを持ったメス。
これは非買、だめだよん!とこちらが何も言わないのに
ピオワルスキー氏は連発しておりました。
よほど売ってくれと他の方に言われていたのでしょうかね。
非常に人馴れしているペアです。
オス(右)はもうかなりのお歳らいいのですが、メスをその気にさせる達人だそうです^^
美しいブルースネークのペア。良いです!私的には、どんどん数を増やして欲しい種です。
先ほど、紹介したメスとは別のメスのロートターキス。
このメスも非常にラインの流れと色彩の美しさが際立ている子でした。
後ろで凄いオスが必死で卵ケアをしております。
レオパード系のペア。ナチュラルなレオパードが好きだとピオワルスキー氏は言っておられました。
変わって設備の紹介を少々。
変わって、飼育水槽の濾過槽です。中身はスポンジのみ。
その意味は、またの機会にお話いたします。
全ての水槽には『あの』スポンジブロックが!
水槽上からみるとこんな感じです。
ろ過設備は、これだけ!!想像以上にシンプルです。
実は他にも、プライベートな飼育部屋にも案内されたのですが
写真を撮る暇もなく出てきてしまいました。
というのも・・・
釘付けです。そして日本に持ち帰る魚をセレクトしました。
ピオワルスキー氏に指定して掬ってもらいました^^;
水槽深すぎでしょう!これ!
日本に来るのは、こんな素敵な子達ですよ。
さらに小さめ有望な子達も相当に可愛かったので選んでもらい
そして・・・
日本に無事やってまいりました^^
袋越しに見ても・・・有望!!
そして・・・
すごいですから!!
長時間の旅疲れもあって、多少魚はヨタヨタしておりますが
全魚無事来日?してくれた事が何よりも私はホッとしました。
う~~ん。良い!こちらで見てもかなりのモンです。ハイ。
以上、結構普通にピオワルスキー氏と氏のロートターキスをご紹介しました。
今回の記事は、旅の話というよりはピオワルスキー氏と氏のローとターキスの
紹介記事となってしまいましたが
それ程、氏のディスカスが私にとって素敵過ぎた訳です。
もう個人的な話で申し分けないのですが、私の好み
ドンピシャのディスカスな訳です。ご理解下さいね!
さらにピオワルスキー氏に私が質問リストを送り答えてもらった内容
(飼育方法や、氏のディスカスへの考え方)を皆様にも
お話したいと思います。是非ご期待ください。
さて、次回のチャオチャオブログは・・・
もちろん11月1日のチャオチャオ開店の模様を
お送りしたいと思います。お楽しみに!!
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ドイツ探訪記PartⅠ [ドイツ探訪記]
アクアとペットをこよなく愛する皆様、こんばんは!
本日は、皆様お待ちかねの?わが夫婦の新婚旅行?
ドイツ探訪記第一弾を書いてみたいと思います。
なぜ新婚旅行にドイツ?と思われた方も多いかと思いますが
やはりドイツは、アクアリウムを趣味とする人間は一度は夢見る場所ですからね!
まず私の頭の中で候補となった訳です。
あと、新婚旅行というものは、南国でラブラブで、勢いで一人ぐらい子供を作っちゃおうぜ!!
というノリもあるかと思いますが?(ない?)
私的には、夫婦二人で行く旅は山あり谷ありで、ヒーヒー言いながら
行程をこなしていくのが望ましいと思っておりまして
そういう意味で、リゾートは全く候補になし。
でも一応食い物は食える!そして成熟した都市文化がある所に行きたいと思っていたんですね。
という事ならヨーロッパ?かなと。
イタリアとかでしたら、さらに美味い場所が満載なのでしょうが
あちらもちょっとラブラブチックな雰囲気な国でしょう?、ゴンドラで橋の下を通るたび
チューチューしなければならないとの噂も聞きましたので(嘘?)却下。
ちょっと癖のありそうな国民様がいるドイツ辺りがやっぱり良いな!という
勝手な思い込みで、わが新妻を説き伏せ一路ドイツへと飛び立った訳です。
飛行機で、何時間も楽しく寝て(得意です。)映画見て(SFばかり)
フランクフルト空港へ到着!ここで私は予約していたレンタカーをゲットし
(レンタカーだと色々行けるじゃん!と安易に思ったから。)
いざドイツの街へ出陣!!
・・・・って、あら?まずホテルにチェックインしたいんだけど
どう行けばいいのかしら??
あ、ナビ付き借りたんだよな・・・俺。ではスイッチON!!して・・・
え?何モゴモゴ喋ってんの?このナビ?ってこれ、もしかしてドイツ語のみですか?
これが当たり前ですか?当たり前でしょうけど・・・・。
・・・・・(°Д°lll)オワッタ?これ?
こんな事もまったく想像してなった(アホ)ので
車に乗り込んで我々、テンヤワンヤでございまして
四苦八苦してやっとのことで、ナビにホテルの住所を入力し
車発進!!、駐車場から出ると・・・
あら?車線が・・・・逆かよ~~~!!ドイツは!!(想像はしてたけど・・・。)
(´Д⊂ムリ。
いや、慣れれば何とかなるさ、きっと。
では、ナビ君、私達の行き先を懇切丁寧に教えてくれ。
お願いしますって、案内を開始したナビをなれない右下目線で見ると・・・
基本矢印しか出ないんですよ、このナビ。
方位磁石じゃないんだから頼むよ、お前。
何も道分からないし、道の名前も読めないし、標識もイマイチ理解できないんだから!!
あぁ~~~どっと汗出てきましたよ、私くし。
おまけに助手席に座る新妻は面白がって写真撮ってるし。
や、やめてくれ、ホントに。
と、ギャーギャー言いながらも、矢印に沿っていくと、あら不思議!
ちゃんとホテルに着いたではありませんか。いや、本当に命拾ったよ。私。
生きてて良かった、お母さん。産んでくれてありがとう!!
その後、ホテルでチェックインを済まし
長いフライト時間、そして極度の緊張状態での異国での運転で、消耗しきった私は・・・
いきなり外出してドイツ料理店へ新妻と直行!!
ドイツビールをグビグビと飲み干すのであります。 ( ´∀`)つt[]カンペー♪
そしてドイツに来たら食い物は、まずこれでしょ、これ!!↓
ソーセージたぃ!!
付け合せはザワークラウト!!(キャベツの酢漬け)
う、美味い!!これだ、これ!!私が喰いたかったのは。
そうそう、おっちゃん!ドイツの名物料理、噂のアイスバイン、アイスバインくれや!!
(実は噂だけで食ったことない)
勢いで知らぬ料理を注文してしまったのですが、しばらくしてやってきましたアイスバイン!!
って、おい!!何ですか!?これは??
こりゃ、ただの骨付き肉の塊では?
しかし注文したからには一丁喰ってみましょうか!という感じで食べてみると・・・・
こりゃただの豚肉の塩漬けしたものを茹でただけではないのですか?
味が、た、単調すぎますってこれ。( ´ー`)フゥー...
で、数十分後。頑張りました!!私!!
やっぱ無理だったなこりゃ。
もう、良いです。敗北感で一杯ですが、もうホテル帰って寝ますわ。
という按配で、初日の晩御飯は終了。
速攻でホテルにかえり、時差ぼけも何のその、グッスリと眠らせて頂きました。
で、夜が明けて、2日目は!!
早速ディスカス的な場所を目指して更なる車の旅を開始しました!!
改めて紹介しますと、今回レンタルした車は当たり前ですが、ドイツ車です。
日本でもお馴染み、おベンツ様のコンパクトカー、A180のディーゼル。
これがディーゼルなのに良く走る!走る!!
初めて走るアウトバーンでもごらんの通り↓
やっぱり無理かも^^; 周り速過ぎますってこれ。(写真時かなり無理してます。)
死にそうです。
結構な雨なのに、アラレちゃんもびっくりの猛スピード。キーーン♪って感じです。
もう私、無理。休憩~。
ドイツのパーキングエリアにはバーガーキングがあります。
ジャーマンキングとかだったら面白かったのにね。
実は、最初の目的地はホテルから250kmほど離れた所にあり、正直電車とかですと
近くまでたどり着けない所にあるんですね。
ですから車で移動。アウトバーンを矢印だけのナビで移動。キーーーン!!と移動な訳です。
で、2時間ちょっとの運転でナビは目的地に着いたと申しておりましたので
路上に車を止め(コインパーキングなどありません。)
車から出て歩いて目的地を探します。
果たして、どこにあるのか?ディスカス的な場所は??
ちょっとウロウロしたですが、見つけました!!ディスカス的な場所を!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ディスカス!!
そうそう、最初の目的地は、ドイツのディスカス専門店
『ディスカス スペシャル バッテンバーグ』こちらです。
何か表札もお洒落ですね。ロゴが波打っているのが素敵です。
では、早速中に入ってみましょう!!
さらにお洒落です!!こざっぱりしております。ゴチャゴチャ感全くゼロ!!
(新妻がマッタリとしてますが、無視してください。)
ムーー!! ジャパニーズとしては、こりゃ写真写しまくらな、損!!損でっせ!!という感じでしょ?
お店に入って5分としないうちに写真を撮りだす私くし。アホですね。
だって、撮りたいですもん、仕方ないでしょ?^^;
さて、こちらの『ディスカス スペシャル』で出迎えてくださったのは
この道30年以上(そう言っておられました)の超ベテランのディスカスマン
バッテンバーグ氏です。
氏は長いディスカスとの関わりを通して経験した事や
現在のドイツ・ディスカス事情を色々と
話してくださいました。その内容は・・・お店でお話いたしましょう^^
ついでに色々なドイツの言葉も伝授していただきました!(嘘です^^)
この写真の間も、本当に熱っぽくドイツのディスカス事情を話してくれております。
さて、こうやって2人で話していると、なぜか横を・・・
氏の愛娘、キムちゃんが、我々の横をキックボードで走り抜けていきます。
ジャパニーズ・ディスカスマンを歓迎してくれているのでしょうか?
それとも日本から、夫婦揃ってレンタカー1本でここまで来た
おバカさんが珍しかったのでしょうかね?^^
(奥様は決して本当にバカとは言っておられてませんよ。笑っていらっしゃるだけです^^)
奥様も綺麗、娘さんも超カワイイ、幸せなバッテンバーグ氏のショップは
きっと氏の人柄もあるのでしょう、洗練された中にもどこかに
温かみを感じるお店でしたね。
さて、ここからはお待ちかねの水槽写真です。
グレー2トーンのキャビネット、水槽はバック、サイド、底、すべてブラウン系です。
日本ではありえない配色でしょう?
ピジョン系の美しいディスカスが泳いでおります。
意外といいますか、シックな色の水槽にも派手派手なディスカスはマッチするもんですね。
ディスカスのカットアウトが張ってある水槽台です。
日本でやると恥ずかしい感じもしますが、これぐらいシンプルにすると
かなりお洒落です。
木目調のキャビネット。無印良品さん、是非商品化してください(笑)
いや、真面目にお願いします!!
意外なところは堂々と見せます!
濾過槽に発泡スチロール板を接着しておられました。もちろん保温が目的です。
バッテンバーグ氏がおっしゃるには、昨年の冬は暖かかったとの事。
普段は0~マイナス5度ぐらい、マイナス15度が数回しかなかったよと。
十分寒いと思うのですが、通常の冬がさらに寒いとなると
こういう防寒対策は必須なのかもしれませんね。
ちなみに、水槽にも発泡スチロールは接着されておりました。
さらに水槽蓋、キャビネットを使えば、かなりの保温能力が望めそうですね。
日本でも寒い地方の皆様は、是非参考にしていただきたい部分かと思います。
美しいアレンカーF1がおりました。
う~~む、良いですね~、ワイルド臭さ漂う個体と、シックな水槽は良く合いますね!
さらに氏に手招きされて別室に入ってみると
そこはまだ工事中のスペースで、一つの水槽だけが稼動しておりました。
(実は近年、移転されこちらの店舗もまだ未完成ということです。)
で、その中には・・・
おりました!ワイルドですね!
すばらしいフォルムとカラーです。
実は、今期ドイツではまだワイルドの入荷はなく、この子達は昨シーズンものということ。
昨年小さなサイズで仕入れたものを、ショップでこのように大きく育成したそうです。
買ってく?と言われましたが、この魚達は、今回の旅の目的とは違う物なので
止めておきましたが・・・惜しかったなぁ~
『ディスカススペシャル』店内には、随所に下のようなディスカスアートもあり
こんなショップが日本にも違う形であれば、さぞ豊かな感じがするのでは?と思った次第です。
さらに
お子様用のスペースもあるんですよ!
さすが!と言わざる得ない感じでした。
さて、今回のドイツ探訪記PartⅠ、いきなりでしたが非常に長い記事となりましたが
皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
次回は、このディスカススペシャルから次の地へと向かい
あるディスカスブリーダー宅にお邪魔する様子を書きたいと思いますが・・・・必見です!!
では、皆さんまた次回!!
おまけ。
ディスカス・スペシャルでディスカスグッズ買っちゃいました^^v
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