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欧州遠征2017年6~7月 ブログトップ

欧州遠征2017partⅢ ヨーグ・シュルツ氏宅訪問【A visit to Jorg Schutz house】 [欧州遠征2017年6~7月]


7月26日(水)は輸入・通関のためほぼ終日外出しております。

よろしくお願いいたします。


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2017年の欧州遠征partⅢです。


ティッツェ氏の温室を後にして


シュットッガルトから北へ10㌔に位置する町ルートヴィヒスブルクへ。


DSC_0936.jpgDSC_1813.jpgDSC_1814.jpgDSC_1818.jpg


こちらが、WBSABBYが供給するワイルドディスカス


さらに大アマゾンそのものを愛する


ドイツディスカスブリーダー ヨーグ・シュルツ氏の温室です。


前回の訪問では、原水の悪化により


計画通りのブリーディングでできず、相当悩まれていたシュルツ氏ですが


温室に入るとアダルトサイズの魚が数多くストックされておりました。


話を聞くと水の問題は解決したそうです。


シュルツ氏は、今回の新作にあたって


非常にチャレンジングなブリーディングを行っておりました。


それがこちらです。


DSC_1827.jpgDSC_1821.jpgDSC_1825.jpgDSC_1848.jpg


RS&G(レッドシルバー&ゴールド)と名付けられたこちらの美しいワイルドクロスF1達。


このブリーディングの元親には驚かされました。


rs&g_green_male.jpgrs&g_CuriWF_female.jpg


RS&Gはご覧のワイルドグリーンのオスとワイルドグイペウアのメスにより得られた


個体達で、優れた体型と鮮やかで高彩度の地色をもち


メリハリのあるブルーラインの表現はソリッド系からロイヤル系までの


バリエーションが出現しております。


さらにグリーン系の影響でしょうか、バーティカルラインが安定しております。


シュルツ氏曰く、このRS&Gは選ぶ個体により


ソリッド系にもロイヤル系にも狙える


最高のブリーディングべースとなるという事ですが


このものズバリでもワイルド系ディスカスファンを唸らせるディスカスであると思います。



DSC_1829.jpgDSC_1837.jpgDSC_1841.jpgDSC_1843.jpg


こちらはクイペウア同士のF1になります。


以下こちらの親となります。


curi_wf_male.jpgcuri_female_WF.jpg


オス親の表現とメスのカラーが分かりやすくミックスされた個体達です。



そして、シュルツ氏といえばこちら。


2001年に彼がアマゾン現地で出会い、手にいれたワイルドアレンカークイペウア。


その魅力を受け継いだF1がミレニアムレッドの出発点で、現在も


インブリードとワイルドクロス(勿論極上のクイペウアソリッドレッドのみ)を続け


その系譜を守りつけ続けています。


DSC_1876.jpgDSC_1873.jpgDSC_1879.jpg


ミレニアムレッド6thジェネレーション。(ミレニアムレッド×ワイルドクイペウア)


Mサイズ魚がご覧の数だけストックされておりました。


以下親となります。


male_mr_f6.jpgcuri_female_.jpg


今回はご覧の極上のソリッドレッドのメスの血が導入されました。



ミレニアムレッド、最高のクイペウアソリッドレッドに拘った系譜です。


以上の3種が、今回リリースされます。



その他写真をご覧ください。


DSC_1889.jpg


こちらはミレニアムレッド同士のペアリング。


DSC_1858.jpg


上はブリーディングストック水槽、下はお見合い水槽でしょうか?


DSC_1865.jpg


素晴らしい種親がストックされてます。


そして下の水槽では。


DSC_1896a.jpg


ミレニアムレッドオスとワイルドクイペウアのメスが繁殖行動中でした。


センターバーの濃いこのメスは素晴らしいですね。


DSC_1928.jpgDSC_1945.jpg


以上のセレクト致しました。


水槽を移動して色が飛んでますが、素晴らしい個体ばかりです。



昨日、本日とご紹介したドイツディスカス復興計画


ヨーグ・シュルツ氏&ガーノット・ティッツェ氏ブリード


至極のワイルドブリードディスカス


並びに、ドイツストレイン×ワイルド クロスのディスカス達が


明日26日に入荷致します!!


昨年3月以来の入荷ですので


待ちわびた方も多いかと思います。是非ご期待くださいませ。


本日はこれにて。明日、魚到着後に一報いたします。よろしくお願いいたします。



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以下のコーナーも是非ご覧ください。


2017年6月2日入荷松坂便640.jpg

2017年5月18日入荷ピオワルスキーディスカス640.jpg

2017年3月30日WBSABBY入荷スカーレット&パラコニ640.jpg??
3月9日入荷ピオワルスキーディスカス&AAA640.jpg2017年2月17日WBSABBY便640.jpg2017年1月7日WBSABBY便640a.jpg2016年12月8日入荷WBSABBY便640.jpg2016年10月19日入荷ハイコ便640.jpg


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欧州遠征2017partⅡ ガーノット・ティッツェ氏宅訪問【A visit to Gernot Tietze house】 [欧州遠征2017年6~7月]


2017年の欧州遠征partⅡは、シュトゥットガルドから東へ40キロ弱の位置する


ベェッシェンベゥーレンという閑静な住宅地で


”ドイツディスカス復興プロジェクト”を担う2人のドイツディスカスブリーダーの1人


ガーノット・ティッツエ氏宅に訪問した際の様子をご紹介いたします。




WBSABBYが最高のワイルドディスカスをドイツディスカスブリーダー


ヨーグ・シュルツ氏、ガーノット・ティッツェ氏の2氏に供給し


ドイツディスカスを復活させるという”ドイツディスカス復興プロジェクト”。


こちらの関しては様々な方からその”歴史”、”意義”、”展望”などについて


語って頂く予定ですので、今回は私が現地で見てきたものに


少しばかり主観的コメントを添えてご紹介したいと思います。


2a.jpg4.jpg


リビングルームには、お馴染のディスカスレイアウト水槽。


昨年はディスカス3匹でしたが、本年は大きな個体が6匹ほど入っておりました。


6.jpg


地下の温室に降りる前に必ずこのように


食卓を囲んで談話する時間がございます。


今回も一緒のバンさんが写真をバリバリ撮ってくれているので


私も腕組みしながら遠慮なく会話を楽しんでいる次第。


では地下に行きましょう。



DSC_1671.jpg


変わらずクリーンな地下水槽施設。


真ん中の水槽には成熟した個体達。


DSC_1718.jpg


そして今回の新作は彼オリジナルのジャーマンロートタ―キスの系譜である


RTシリーズの最新版RT09。


そして100%ワイルドブラッドだけの交配だけで作りあげた


THE WILD RT's ×CURI SOLO F2


その2系譜を以下のブラッドラインチャートでご確認ください。


※クリックすると拡大されます。

20170619_Stammbaum_Tietze_assold.gif


では、はじめにRT09から。


DSC_1748.jpgDSC_1685.jpgDSC_1691.jpgDSC_1756.jpg


既に満面ロイヤル化している個体とまだその過程の個体がおります。


ティッツェ氏は、こういう若魚はじっくりと飼育すると


ラインが伸びてフルロイヤルになるので


勿体ないからすぐに販売していけないと言うのですが・・・。


以下RT09の親になります。


RT09_Parents_female below.jpg


写真が暗いですが、オスの美しい満面ライン表現に目が奪われますね。


続いて


THE WILD RT's ×CURI SOLO F2です。


DSC_1738.jpgDSC_1696.jpgDSC_1703.jpgDSC_1740.jpg


こちらの方が若干サイズは小さいですが


頭部の素直なラインの流れなど、ワイルド然とした雰囲気が漂っております。


TheWildRTxCuriSoloF2_Parents_female left.jpg


メスの顔周りの暖色、オスの頭部のライン、太いブラックアーチ。他で類を見ないペアでしょう。


DSC_1723.jpgDSC_1727.jpg


こちらは、前回入荷したレンインボーオブソロモン。


RTシリーズにソリッド系のラーゴ・ソロモンを


交配して作出されたものです。


この1年で立派になっておりました。


DSC_1728.jpgDSC_1729a.jpg


こちらが種親ストック(NOT FOR SALE)


素晴らしい一言だけでは語り尽くせない個体ばかり。


思わずため息で出てします程。見ると欲しくなるので、あまり見ませんでした。


S__14893103.jpg


見てください。私が掬う間、睨みつけるティッツェ氏。怖い怖い。


慣れましたけど(笑)

 

DSC_1804.jpgDSC_1809.jpg


色が飛んでしまいましたがこちらの素敵な個体達が、日本へ。


お楽しみに。


S__14893103a.jpg


SHAKE HAND!! 



本日はこれにて終了。明日はヨーグ・シュルツ氏


そして氏の新しいチャレンジの結果をご紹介致します。


楽しみにしてください。


では、よろしくお願いいたします。



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2017年6月2日入荷松坂便640.jpg

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欧州遠征2017partⅠ【A visit to Alexandar Piwowarski farm】 [欧州遠征2017年6~7月]


2017年の欧州遠征は、当初ドイツ国内のみを廻る予定でしたが


想定外の事が起き気が付けば3か国を廻るというなかなかの旅となった訳ですが


欧州遠征2017partⅠとして


まずご紹介したいのは”安定”のアレキサンダー・ピオワルスキー氏ファームの現状を


簡単にご覧いただきたいと思います。



濾過システムの変更により、昨年訪問時辺りから


彼のプロダクティビィティは飛躍的に向上し


個人ブリーダーとしては信じられない数のディスカスを


リリースできる体制になっております。


彼ディスカスを取り扱うはディストリビューターは年を追うごとに増えており


現在は当方含め27社になります。


私がお付き合いを始めた頃は10社ぐらいでしたので約3倍になっております。



では早速写真を。


まずは彼のオプティックショップ地下のファームから。


DSC_1950.jpg


応接室的な空間に設置されている巨大水槽。


この水槽には15cm+の魚達をさらに成長させるためストックしています。


その数たるや・・・。


DSC_1955a.jpg


ラインが残る青系に自然と目が行ってしまいますね。


DSC_1958.jpgDSC_1976.jpg


水槽に書かれている59。


DSC_1977.jpg


こちらは68。これは魚の数です。とんでもない数です。


DSC_1989.jpg


まるでディスカスの壁のある廊下でしょう?


これだけの魚を支えるのは、前回も紹介したこちらのフィルターです。


DSC_1993a.jpgDSC_1997a.jpg


イギリスの鯉ショップで紹介されてます紛うことなき鯉用のフィルターなのですが


これがディスカス飼育において強力なアドバンテージを与えたわけです。


最大の利点は、中の濾材を”ドラム式洗濯機のように”自浄する事です。


DSC_1997b.jpg


貼ってあるカレンダーには、ビーズフィルターの自浄履歴が書き込まれております。


これを見ながら次回の自浄タイミングを決めるそうです。


以下、自宅の設備になります。


DSC_2014a.jpgDSC_2067.jpg
こちらは彼の友人ステファン氏ブリードのロートターキス×ヘッケルクロス
じっくり育成してご覧の通り。そろそろブリードに使うそうです。
DSC_2078a.jpg
こちらに友人ギャド・ラーン氏ブリードのワイルド系ブリードアレンカーレッド
親指の爪サイズで導入し、ブリードに使えるサイズになりました。
自宅地下には以上のような友人から譲り受けたディスカスとともに
次期種親がストックされてます。
成熟した後に、上の階でブリーディング親として使われるのです。


DSC_2100.jpgDSC_2092a.jpgDSC_2097.jpg


幼魚育成水槽。こちらも凄い数です。


DSC_2110.jpg


ご存知ペア水槽です。


DSC_2114a.jpg


現在彼のロートターキスはステファン氏作出のワイルドクロス系ロートターキス雌と


オールドブラッド・ロートターキス雄のペアのみでブリーディングを行っております。


ワイルドの血を導入する事で生産性とクオリティの向上を達成しているという事です。


うむ。このメス素晴らしいですね。


以上の通りご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

是非これからのピオワルスキーディスカスにご期待ください。




本日はこれにて終了。また次回を楽しみにしてください。


よろしくお願いいたします。



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