SSブログ

お宅の濾過槽拝見♪♪ [ディスカス飼育How To]

アクアとペットをこよなく愛する皆様、こんばんは。

ふぅ~、またまたこんな時間ですね。

お疲れ!お疲れ様です!

さて、今回は結構興味深い内容ですよ!

そのテーマは濾過槽です。

ディスカス飼育で、どんな濾過器が良いの?という話は

もう耳にタコができるほど、語られている部類の話かと思いますが

私自身は、普及している濾過システムの中で

一番ディスカス飼育にふさわしい濾過システムは

間違いなく”オーバーフロー式濾過システム”だと思います。

あれ?チャオチャオが推奨するのは

”スポンジフィルター”ではないの?と皆様

意外に感じられるかと思いますが

その話はちょっと置いておいて

まずは、ディスカス飼育用オーバーフロー濾過システムの濾過槽

ドイツバージョンをご紹介しますね。

まずは、こちら ↓

DSC_8508a.jpg

Alexander Piwowarski 氏の、スポンジブロックを使用したシステム。

少ししか写ってませんが、左側に物理濾過のウール槽があります。

向かって左から右へ水が流れる仕様です。

ウール槽のウールは、あくまで物理濾過

汚れれば洗浄、交換します。

スポンジブロックの生物濾過槽は

極力詰まりにく荒目のスポンジ素材を使用しているのですが

汚れがひどくなり詰まりそうになれば軽く洗浄するのでしょうね。

上の写真の一番左端のスポンジブロックは

結構汚れてますね。これをメンテするのでしょう。

DSC_8512a.jpg

同じ仕様のシステムを上から見た図。

手前の茶色い四角いものがウール槽です。

続いて、ドイツのディスカス専門誌”Discus Live”に掲載されていた

Rödentaler Diskuszucht のStefan Adamek氏の濾過槽。
 
001aのコピー.jpg
 
ほとんどピオワルスキー氏のシステムと同じですね。
 
見えてないですが、きっと左側に物理濾過が存在するはずです。
 
filtri2520vasche-ef209.jpg
 
お次はイタリアの Francesco Penazzi氏の濾過槽。
 
ウール、スポンジブロック、ドライボールを配したユニークな仕様。 
 
これはどうなっているのかよく分かりません。すみません。
 
最後は、日本人の濾過槽。
 
当店に良く遊びに来て下さるディスカスホビースト”K氏”の濾過槽です。
 

IMG_2397a.jpgIMG_2400a.jpg

ウール槽、スポンジブロックを通して、固形濾材(コンペイトウとリングかな?)の生物濾過エリアへと

水は流れるようになっております。

スポンジフィルターは立ち上げ用に使ったものらしいです。

さて、皆様どう思われました?

実は、ドイツの濾過システムとK氏の濾過システムには共に

ウールの物理槽とスポンジブロックを使った生物濾過槽を有している点。

ご確認いただけたかと思います。

ウール槽で残り餌や糞を物理的に取り去り

スポンジブロックで生物濾過を緩やかに行うわけですが

2つの役割が独立して行われることで

それぞれの濾過槽のメンテナンスも容易に行うことができ

高脂肪の餌の給餌量が多いディスカス飼育にも

対応できるわけです。

要は、メンテナンスをすること前提で、濾過システムが組まれている点は

メンテフリーが理想的と謳う”日本アクア業界の推奨濾過システム”とは

全く違うわけです。

ここで、スポンジフィルターのお話。

DSC_0949.jpg

実は、スポンジフィルターでの濾過システムは

上で紹介したウール濾過槽とスポンジブロックの濾過槽を

足して2で割ったような濾過システムなんです。

本来スポンジフィルターのスポンジは、

上記の”スポンジブロック”と同じ役割=生物濾過のみをするべきものです。

しかし飼育水槽に直接設置しますので

残り餌、粉じん化された糞も

吸い込みながら生物濾過をせざる得ないのは

仕方ない事でしょう。

ですので、物理濾過のウールのように

汚れが溜まれば”モミモミ”して通水性をキープしなければいけません。

物理濾過のウール槽と生物濾過のスポンジブロック槽の役割を

同時にスポンジにさせてしまこのシステムは

メンテナンスである”モミモミ”するタイミングを見計らうのに

ある程度の”慣れ”が必要になるのは否めませんね。

”モミモミ”し過ぎれば、生物濾過力も同時に落ちてしまい

また”モミモミ”しなさ過ぎれば、スポンジを詰まってしまい

生物濾過が行われなくなってしまう。

このメンテナンスの加減が、ちょいと難しいのです。

しかし、スポンジフィルターの扱いが上手くできるようになれば

オーバーフロー式濾過システムのメリットが即理解でき

容易に使いこなせるようになるのは間違いないと思います。

ぶっちゃけて言いますが

スポンジフィルターのメンテナンスに比べると

上の写真のオーバーフロー濾過システムのメンテナンスは

”メチャ楽です。”

さらに濾過力も”K氏”の濾過槽のように

濾材を追加することで、強弱をつけることができ

飼育スタイルに合わせて、色々とアレンジできる事も

大きなメリットでしょう。

ですので、場所と予算が許せば、ディスカスにはこのシステム!!と

言いたいところですが・・・

さて、皆様どうででしょうか?

これから景気が良くなれば?という所でしょうかね??

しかし、、機会があれば是非トライしてみてください。

”メチャ楽です。”ので♪

では、本日のお話はこれにて終了!!

アディオス アミーゴ&セニョリータ。 またお会いしましょう♪♪

※お願い 今回の記事が面白かった!楽しかった!為になった!と思われた皆様!

是非 ↓ のランキングバナーをクリックお願いいたします。

応援いただけますと相当に、かなり相当に、モチべーションが上がります!!


にほんブログ村 観賞魚ブログ ディスカスへ←ディスカスランキングに参加しております!是非、応援クリックよろしくお願いします♪
にほんブログ村

にほんブログ村 観賞魚ブログ アピストへ←アピストランキングにも参加しております!こちらも応援クリックよろしくお願いします♪
にほんブログ村

にほんブログ村 観賞魚ブログ シクリッドへ←シクリッドランキングにも参加表明!!応援お願いいたします♪
にほんブログ村

※ラーメンブログランキングには参加しておりません(笑。


コメント(0) 
共通テーマ:ペット

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。