ディスカスの白点病治療法 [ディスカスの病気&寄生虫感染]
アクアとペットをこよなく愛する皆様、こんばんは!!
本来ですと本日は発送ラッシュで
お店は夕方から営業する予定だったのですが
発送個体が入った水槽で白点病が発生・・・泣)
発送をキャンセルして、治療を開始しました。
ディスカスは30℃近い高温飼育だから、白点病にはならないといいますが
輸入直後、輸送直後のディスカスに関して言えば
白点病になる事は少なくありません。
という訳で、折角ですから、ディスカスの白点病を
本日撮影した写真でご覧いただき
さらに、正しい治療法をご紹介しましょうね。
まず、魚が感染症や、白点病にかかりますと
ディスカスは背びれ、尾ひれををたたみ
上の写真のように片手(片ヒレ)でフラフラ泳ぐようになります。
この状況を見たら
お!来たな!!
感染症か!?
それとも何だ??と
その魚をよ~っく観察して、問題を発見してください。
複数の魚の尾ひれに白点あり。
これがディスカスの白点病です。
胸鰭に透明感がなく、白濁してますね。
当店では、新入荷したワイルド種は、穴あき病の予防のため
メトロニダゾールを駆虫薬と使用するのですが
この薬には、残念ですが殺菌能力があり
水槽内のバクテリアバランスを崩してしまいます。
薬浴後のバクテリアバランスが崩れた水槽環境の
輸入、輸送直後で体力が落ちたディスカスには
白点病が発生するケースが多いように感じます。
上の写真のヒレが白くなっているの状況は
軽い感染症の症状と非常に酷似しているので
わたしは、この”感染系の疾病”と”寄生系の白点病”は
ディスカスにおいては無縁ではないと推測しております。
では、治療法をご紹介しますね。
上記の症状を確認したら
まずは、アグテンなどの”マラカイトグリーン”が主成分の魚病薬を使います。
※アグテンの場合は飼育水100リットルに対して10ccの割合で薬浴。
アグテン薬浴と同時に0.5%の塩水浴を行います。
※飼育水100リットルに対して500グラムの自然塩(にがりを添加したの塩はNG)
白点が完全に消え、ヒレの白濁が無くなり、透明になったら
水槽から薬、塩を水換えにより抜いていってください。
※アグテンの薬効は3日なので、白点が3日経っても消えない場合は
上記規定量を再投薬してください。
また、水温を30~32℃にすると、治りは早いように感じます。
ただし、正しい治療を行う前に
間違て(早まって)黄色くなる抗菌薬(エルバージュなど)を入れてしまった場合。
硝化細菌がダメージを受けるため
水槽内にアンモニアが発生してしまいます。
さらに水道水のKH値が高く
飼育水のPHが弱アルカリ性に傾きやすい環境の場合は
総アンモニア量のうち、アンモニアの比率があがるので危険です。
アルカリ環境で、さらに高温にすることで
さらにさらにアンモニア比率が高くなり、非常に危険な状況になるため
絶対に水温を上げない事!!
以上です!!
役に立ちますかな?
では、本日はこれにて終了~。
アディオス アミーゴ&セニョリータ。 またお会いしましょう!!
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