ジャ―マンワイルドレッド バッククロスどう育てる??【How to raise German Wild Red Back Cross】 [国産ディスカス]
本日は祭日でしたのでプライベートな用事の隙間をぬって
お馴染様達が昨日入荷したジャ―マンワイルドレッド バッククロスを
ご覧になりにいらしゃいました。
中には幼魚飼育に手を掛けられない方もいらっしゃるので
一目ご覧になりにだけいらっしゃった方も。
そうですね。こちらは尾ひれ込みで6~7cmです。
このサイズからのディスカス幼魚の飼育を
難なくこなす事は、そう簡単ではございません。
お客様の中にはA店の店で購入した幼魚は飼育するのは簡単だったけど
B店で購入した幼魚がすぐ餌を喰わなくなって死んでいったという経験も
少ないくないと思います。
それはその筈、幼魚はそれぞれ様々な理由で飼育難易度が違うという事は
通常ご案内していない筈ですので。
簡単に飼育できる幼魚、飼育難度が高い幼魚、その違いは
その幼魚が親から受け継いだ毒素への抵抗力と
生まれてからの育てらる環境によって決まるものであると私は考えております。
では、強い魚はさておき、飼育難度の高い幼魚がどのように育てれば良いのか?
色々な考え方はありますが、まず間違いない事は
”毒素の出しにくい仕様の飼料”を幼魚に与える事でしょう。
左からブラインシュリンプ。(初期は自身で沸かしたものを。その後冷凍ものも併用可)
冷凍コペポーダ ※実はブラインより幼魚飼育に適したプランクトン
冷凍ミジンコ ブラインを卒業したら次第にこちらへ。
冷凍赤虫 ミジンコを卒業したら、次第にこちらへ。初めは半解凍時に刻んで与えても良い。
以上のように無脊椎の微生物、虫類の幼虫を主に与えると
飼育水中にミンチ系の飼料(乾燥飼料、練餌、ハンバーグ類)より
水中へ溶け込む有機質(タンパク、脂肪など)の濃度を遥かに抑える事ができますでしょ?
勿論この飼料のままでは幼魚の成長速度は
早くはございません。ある程度のサイズに成長したら、徐々に徐々に
有機質含有度合の高い飼料を与えていくのです。
水槽へ入れる飼料の量が増えていきますので
濾過、水換え、魚の数を併せて調整していけば良いと思います。
こちらはジャ―マンワイルドレッド バッククロスがコペポーダを食べている図です。
この種のように、両親にワイルドの血が入ったディスカスの幼魚は
間違いなく飼育な難度は低くない、つまり
飼料に気を付けて育てなければならないタイプのディスカスにあたります。
当店でも当面は上記の外骨格動物の飼料のみを与えて
様子を見ていきたいと思います。
こちらはベンリーさんの冷凍ミジンコを食べている図です。
どちらもブリーダーさんが与えていたのでしょう。
我先にと喰いついていきます。
当店の水に入って1日経過し、やはりといいますか、当然といいますか。
メスかと思われる個体は、かなり赤く発色して参りました。
ディスカス歴が少々ある方なら、この腹ビレをみればもうお分かりになるはず
こちらは間違いなく・・・激赤系です。はい。
こちらまだ販売数に残りがございますので
明日、是非是非ご予約にいらしゃってください。
飼育方法も併せてご案内いたしますので。
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