W.B.SABBY アマゾンリポート№6 [W.B.SABBY アマゾンリポート]
アクアとペットをこよなく愛する皆さま、こんばんは!
今回もW.B.SABBYの鴨志田さんから
美しいディスカスを探し求め
広大なアマゾンを巡りまわった奮闘記の
レポを送っていただきましたので
そちらをご覧になっていただきたいと思います!
また、前回のお話はこちらですよ~⇒W.B.SABBY アマゾンリポート№5
今回も最終回(?)第6話。『また来たよ!イナヌ。しかし船は進まず。』です。
どうぞご覧ください。
アマゾン滞在4ヶ月の記録 2012-2013
5-2、南岸・イナヌ 近くて遠いぞ?? パート2
前回のイナヌからサンタレンで発送を済ませ
ほかの現場へも足を運び約20日が過ぎた。
もう一度イナヌへ行かなければならない。
イナヌの漁師には注文をかけていたので
採集して持っているはずだ。
船のおやじに聞くと
船でイナヌの港まで行きつけるということだ。
少しほっとする。
トラックで砂煙もうもうで突っ走るのは
もう勘弁してもらいたかったからだ。
前回夕方前に来た時に降りた
コミュニティーの港を通過、
日も暮れて暗くなっていく。
突然、船が草叢に突っ込み身動きできなくなる。
クサムラ!?
そうなのである。
水が満ちて今まで牧場で
草ぼうぼうだったところの
小さな水路に入るのだが、
それを見失い身動きできなくなったわけだ。
勘弁してくれよ・・・。
蚊の強襲!!
蚊のアタックはなんか久々だねーなーんて
言っている暇もない。
船長は棒を取り出して
船を何とか座礁から船をぬけださせようと奮闘し、
二人の乗組員(もちろんおっさん)も
パンツ1枚(!!この蚊の大群の中!!)で
草叢の水に潜り奮闘している・・・が
ほんのちょっとしか動かない。
もう夜中になりかけたころ、
やっと抜け出しエンジンをかけることができた。
そしたら30分もしないでイナヌ村に到着。
もう夜中だしそのまま船で寝ることにした。
翌朝、イナヌの漁師のところへ。
予定数には満たないが自分用の魚を
キープしておいてくれていた。
じゃぁ注文数まで採集しよう!
湖の水も少しづつ多くなってきているし、
まず湖のポイントへ行ってみよう。
ということでカヌーで出撃である。
ポイントは湖に止まりっぱなしになっている
船と岩があるところ。
イガラッペに比べれば水にかなり濁りがある。
湖の水の基本的な色がこの色らしいが、
すぐ横でコミュニティーの漁師たちが
その日の獲物を狙って投網を投げていることも
影響しているようだ。
それでも漁師のおっさんは潜り1匹づつすくってくる。
また、投網を投げているおっさんたちも
網にディスカスが入ったら持ってきてくれる。
でも!、でもである。
湖にいる多くのディスカスたちのひれが
ピラニアにかじられてしまっている。
この湖ではいままでかくれる
障害物がほとんどなかったので
ピラニアによる食害がおおいのだ。
そのうち黒い雲が広がってきて
雨もちらついてきた。
それが本格的な雷を伴ったスコールとなり中断。
午後から再度イガラッペでの
採集することにして避難した。
スコールと昼ご飯を食べ終わる頃、
イガラッペの雨による水の濁りもほとんどなくなった。
前回と同じ流木のポイントから始める。
しかし最近の雨で砂がイガラッペに流れ込み、
いくつかの流木ポイントが
砂で埋まってしまったところもあった。
「かなりとったから、小さいものが多いな~」
「穴のかなり奥のほうだからなかなかすくえないな~」
などと言いながらもひょいひょいと
手網ですくってくるのはやはりプロ。
でもやはり数は少なくなっているようで
前回よりももっとイガラッペを
逆のぼっていろんなポイントをせめていく・・・。
そしてつぎは夜の採集である。
ディスカスたちも眠っているし、
昼間見られないさかなたちも見られるので
夜間は必ず水辺に行く。
イナヌのイガラッペように
水が透明できれいならなおさらである。
残念だがディスカスたちはやっぱり小さいものばかり。
特に生簀の近くにいるものは
選別ではじかれたものばかりだった。
でもディスカスのように
パイクシクリッド、アイスポットシクリッドなども見られたし、
面白いドラス系のナマズなどを採集して楽しんだ。
翌朝7:00に船に荷物をトラックで積みに行く。
今日はいろんなものが積まれていた。
どうして羊!!しかも8匹も!!
船倉(船底)とじこめられたけど。
そして8:00に出航。
このイナヌから3艘もの船が同じ時間に
サンタレンへ向かって出ていく。
自分のともう1隻は直行便。
別のはいろんなコミュニティーもまわる各停のようだ。
しかし出航して間もなく渋滞!になった。
そうあの「クサムラポイント」に難渋しているのである。
なかなか進んでくれないが
前を行く船が水路を開けてくれている。
船が牧場をうごいているように見えて面白かった。
乗客も最初は「どうなの?いけるの?」などとさわいでいたが、
それも落ち着いて結局みんなハンモックで
思い思いに過ごしている。
クサムラポイントを過ぎたら後
サンタレンにつくのを待つだけである。
ゆっくりハンモックに横になっておこう。
もうそろそろお昼ご飯タイムだし・・・。
これで2012-13年シーズンの採集記はおしまいです。
ありがとうございました。
つづく?
いかがでしたか?
この回まで全6回。
読めば読むほど
ディスカスを採るって大変ですね!
こうやって現地のフィッシャーマン様(?)と
シッパー様(鴨志田さん&山本さん)が
もう堪忍や~という程、ご苦労され
ヒーヒー言いながら、ディスカスを日本に送ってくださっているという事。
しかと皆様、心に刻んでくださいませ。
という訳で、今期(今年の秋。)も是非
皆様にヒーヒー行っていただきながら
素晴らしく美しいディスカスを送っていただきたいと思います!
で、今回以降から、このレポートはどうなるのか?
それは秘密です!(笑。
では、本日はこれにて終了!
アディオス アミーゴ&セニョリータ。 またお会いしましょう♪♪
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