テフェグリーンMSサイズ、Mサイズ、マリマリブラウンMSサイズにフレーク餌を。 [ディスカス飼育How To]
実は、1昨日に入荷したテフェグリーンMSサイズ、Mサイズ、マリマリブラウンMSサイズには
入荷翌日からフレークフードのみを与えています。
まずその様子です。(写真は本日撮影ですので入荷後翌々日の姿)
不思議な事に、採れとれのピチピチである筈、つまり
つい数日か前には、アマゾンで過ごしていた筈であろう
ワイルドディスカス、南米シクリッドの中でも随一の食わず嫌いで
なかなか人工配合飼料に餌付かないあのワイルドディスカスが
人間が様々な素材を配合して薄いフレーク状にした人工的飼料に対して
全く新しい環境(当店)で、入荷一夜明けた日から興味を示し
口に入れ、喰っては出し、喰っては出しを繰り返し始め
結局水槽内のフレーク飼料をほぼ喰いきってしまっているのです。
何故でしょうか??
以前も申し上げましたが、ワイルドディスカスのアマゾンでのメインフードは
デトリタス(水底溜まったり、水中の石、倒木、木の根に着いたゴミのような有機質)や
水中で腐った葉や木の実です。
フレークフードはその類、特に腐った葉に見た目が酷似しており、水中で似た動きも示すので
ワイルドディスカスは、このフレークフードを”腐った木の葉=餌”として”誤認”してしまうのでしょう。
何度もフレークフードを誤って口にするにつれ、”意外と食える”事に気が付き
改めてこの”フレークフード=餌”として認識するのだと私は推察しております。
この行動はワイルドディスカスに顕著にみられ
生まれて一度もフレークフードを与えられたことのないアダルトのブリードディスカスなどは
フレークフードを与えても、全く見向きもしません。
この事から、私の仮説もあながち間違いないのではないか?と思えたりします。
有難い事に、フレークフードに餌付いたワイルドディスカスは
その次にディスカスハンバーグなどの練餌、さらに粒状の配合飼料などにも
餌付きやすくなる傾向があります。つまりフレークフードは
赤虫や、当店で扱っているオーストラリアンブラックワームなどの
嗜好性が高い”単一素材”系の飼料と高栄養、良栄養バランスの配合飼料の
橋渡し的存在となる得るのです。
私は既に、このテフェとマディラの水槽に
少しだけ”ム―シェルミクスカラー”を入れて、早い段階で
多種の飼料に入荷魚を慣れさせる”TRY”をしております。
私の今期の課題である、ディスカスへの飼料の探求、もう既に始まっております。
皆様も既成の情報に捉われず、是非ご自身で様々な”TRY”をしてみてください。飼育が楽しくなりますよ!!
では、本日はこれまで。
明日3日(水)4日(木)は定休日ですので5日(金)ブログにご期待ください!! Tchau tcha !!
=======================================================
以下のコーナーも是非ご覧ください。
※お願い
今回の記事が面白かった!楽しかった!為になった!と思われた皆様!
是非 ↓ のランキングバナーをクリックお願いいたします!!
皆様の応援に感謝感激!
さらに充実したブログにするべく頑張ります!!
←シクリッドランキングにも参加中しております!応援クリックよろしくお願いいたします♪
魚の飼育相談について。
※まず生体お買い求め店に相談してください。
その回答に納得できなかった場合は当店へ。
お問い合わせはこちらから⇒クリック
※発送作業の都合上、お電話でのご相談は
18:00~20:00の時間帯にお願いいたします。
Tel&Fax: 042-452-6840
E-Mail: mail@ciaociao-net.jp 営業時間 10:00~20:00
定休日:毎週水曜日、第1、第3、第5木曜日(定休日が祝日の場合営業 翌日振替で店休