3月8日 WBSABBY便入荷前の準備ですが・・・ [ディスカス飼育How To]
3月8日(木)WBSABBY便入荷前の準備の風景。
ただ水槽を空けただけ。残っている糞もそのまんま。(笑)
入荷前の水槽は綺麗に洗って云々。魚をいれたら病気予防のため抗菌剤を少し入れて・・・・。
何てことがかつて散見されてましたが、私はそんな事は一切しておりません。する必要がない。
いや、場合によってはやるべきではないと思ってますよ。
長旅でアンモニアだらけの水の中、体内の尿素も排出できない状況になっている
魚を十分な濾過の効いていない水槽に入れるべきではないと思ってます。
魚の体内に溜まった尿素を速やかに排出させて、硝化濾過で処理させる事が最重要です。
硝化濾過を十分に効いてない環境では、その輸入魚の立ち上がりは大いに遅れる筈です。
よく昔はショップの店主の魚の立ち上げが上手い、すぐ色が出てくる!!
やっぱりプロは違う!!なんて書いてあるブログなどがありました。
勿論プロは分かってたんですよね。入荷後の手当を。
調子の良い水槽に入れて何もいじらない方が良いと。
アマチュアは、どうしても新規魚を既存の魚と混ぜたりしなければいけないから
色々掃除したり、抗菌剤を入れたり・・・。
そうしたらなかなか魚の調子が上がらなくて、餌も喰わなくて・・・云々カンヌンという事です。
輸入魚迎える時、絶対気をつけなければならない事をもう一つ。
何度も言っておりますが、受け入れる魚がストックされていた水の
PHやGH硬度などの基本的な水質を知る事。
世界各地の水の水質は日本の各地のそれとは、圧倒的に違う事があります。
例ではコロンビアのアルタムエンゼルなど、PH4.5~5.0
GHは1以下測定不能の水に入って日本にやって来ます。
逆にドイツをはじめ欧州からの魚は、PHの違いはないものの
GH18~25の水で送られてくる事も。想像を超える数値ですが、いわゆるこれが”硬水”です。
その水質の差をできるだけ埋め、さらに良質な濾過も整っている環境に導入する。
これが輸入魚を受け入れる絶対条件となります。
日本国内ではこのような行為の必要性はあまり感じないかもしれませんが
実は日本内でもGHの差は結構あるんですよ。
新規魚をしっかり水合わせをして導入してもヒレが溶けたという経験はありませんか?
それは2つの水の硬度の差から起きる現象です。
結果、魚は体の各所を痛めますので(特にエラ)
導入後の立ち上がりが悪くなるケースも出てきます。
餌もなかなか食べなくなり事もありますのでお気を付けください。
では、本日はこれにて。明日は定休日ですので
明後日またよろしくお願いいたします!!Tchau tchau!!
【特別掲載】ドイツディスカス復興プロジェクトを振り返って思い出すことなど その5
12月30日入荷W.B.SABBY便 クイペウアⅠの写真を更新!!
以下、バックナンバーです。
【特別掲載】ドイツディスカス復興プロジェクトを振り返って思い出すことなど その4
【特別掲載】ドイツディスカス復興プロジェクトを振り返って思い出すことなど 中編その2
【特別掲載】ドイツディスカス復興プロジェクトを振り返って思い出すことなど 中編
【特別掲載】ドイツディスカス復興プロジェクトを振り返って思い出すことなど 前編
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