美個体の宝庫ニャムンダ、その真実に迫る!続編 [産地別ディスカス講座]
1-2ニャムンダのディスカス
前回のレポートでもふれたように、
ニャムンダのディスカスはバリエーションが豊富です。
大きく分けて二つ、赤いディスカスとヘッケルディスカスです。
ニャムンダ湖からはレッド系のディスカスが採集されます。
より大型になるレッド系のディスカスには
ロイヤルディスカスはもちろんのこと、
レッドやソリッドレッド、ヘッケルクロス、センターバーディスカスです。
またアルトニャムンダからはブルーのきれいなコバルトヘッケルディスカスと
ブリリアントヘッケルディスカス、
コバルトヘッケルのバリエーションのフルカバータイプ
(ここ数年はこの種類が大変人気がありますね)、
そしてロイヤルヘッケルが見られます。
このようにニャムンダでは
これらのディスカスを追いかけることができます。
今季もニャムンダ湖の採集に同行してきました。
採集ポイントは湖に存在する岩場で、
その中でも一番大きなポイントに行きました。
今シーズンはアマゾン全域で水のひきが悪いうえ、
12月には雨も降り出しもう雨季なの?というコンディションで、
昨シーズンに比べ岩場のかなりの部分が水にしずんでいます。
漁師もこれだけ水の多い年は珍しい、
またもうディスカスが産卵のために
散りだしているようだ、とも。
こう湖の水が多く、また漁師の話しぶりなどをきいていると
「まだ魚はこのポイントにいるのか?散ってしまったのではないか?」と
不安になってきます。
なんだったら見てみる?と
漁師がいうので昼に潜ってみました。
ディスカスは20-30匹の群れが水深2m前後のところで
ゆっくり移動しているのが見られました。
ここニャムンダの漁師は
夜に懐中電灯と手網を持って素潜りで
ディスカスを1匹1匹掬うという採集方法ですから夜を待ちます。
夜、採集を開始すると
結構いい調子で漁師たちはディスカスたちを採集してくる。
彼らは懐中電灯という小さな灯りの中で
ディスカスの目の色や大きさを見て
採集するという技も持っている。
今季のディスカスは昨シーズンに比べると
大きなサイズのものが多い。
フォームそしてレベル、バリエーションも悪くない。
うっすらピンクに色ずくレッド、ラインが
がっつり入ったロイヤルなどなど。
翌朝どこでどう連絡をとっていたのか、
彼らの漁師仲間がアルトニャムンダから我々の採集現場へ、
バスケットにヘッケル系のディスカスを満載して到着。
ブリリアントヘッケルディスカス、コバルトヘッケルディスカス、
コバルトヘッケルディスカス・フルカバータイプ、
ロイヤルヘッケルタイプがみられます。
150ヶを超えるバスケット一つ一つチェックする。
全身水と汗でずぶぬれになり、
船の中のあ小さく限られたスペースで
バスケットをあっちこっち移動しながら選別する。
つかれるがこういう時間は好きかもしれない。
ニャムンダはディスカスでは長い歴史があり
またバリエーションも多い、良いディスカスの産地だと自分は思います。
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