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欧州魚を飼いこなせ!part2 [ディスカス小話]

 

アクアとペットをこよなく愛する皆様、こんにちは!

本日はこちらはシトシトの雨でございます。

妻は旅行を楽しんでいる様子。3ワンコは心の支えの妻がいないため

パニックになったり、食が細くなったりで大変です!こりゃ参った!!

さて、このような状況ですが

欧州魚を飼いこなせ!part2 早速行ってみたいと思います。

 

さて、私の知っている方が、どうしてもロートターキスがうまく飼育できないと

嘆いかれてい時の話を例に、今回はお話しさせていただきたいと思います。

その方は水換え中心の飼育をされており(通常使用飼育水のKHが低いため)

アジア産ディスカスやワイルドディスカスの飼育では全く問題がなかったという事。

しかし、ドイツ魚ロートターキスを飼育し始めた所、即ではないが

徐々に魚が弱っていくというご相談を受けました。

遠方の方でしたので、その原因に関しましては、実際飼育環境を見る事もできず

推測の域を脱したものではないのですが、私が推測するに

欧州魚飼育に絶対必要な機能がその方の水槽環境に

不足していたのではないか?と推測しております。

 

実は、欧州魚には前出の寄生生物の他に、まだ不得意な物がございます。

それは、当店がバイオエースを構成する善玉菌をご紹介した時に

登場する『悪玉菌』が発生させる悪い代謝物です。

この悪玉菌が吐き出すもの(代謝物)に対してある程度頑張れる魚と

あまり頑張れない魚がいるのですが

ロートターキスなど、近親交配でのみで世代繁殖されてきたような

『血の濃いディスカス』の一部の魚達は

あまり頑張れない魚にあたります。

この悪玉菌の代謝物というものに対しては、どのよな観賞魚も

不得手です。それぞれの耐久力が違うだけです。

 

間違いなく欧州産の魚は、かなり良い濾過環境

(大型濾過機とか外部濾過機をただ使用しているという意味ではない)で育った魚たちです。

かなり良い濾過環境って一体なんだ?と思われるでしょうが、それは

大まかに言えば、まず一つ、前出の悪玉菌が繁殖が抑制され

餌として水槽に入ってくるタンパク、脂肪、デンプン質などを最終的に

無害に近い形のものに換えてくれる善玉菌の支配する環境であること。

さらにもう1つ、魚が主にエラから排出するアンモニアを硝酸に分解する

硝化バクテリアが十分機能している環境であること。

(こちらの硝化濾過の方が、アクア一般的に濾過と思われておりますね。)

※ 実は、欧州魚はアンモニアに対する耐性もアジア産の魚と比較しますと

比較的低いという事が私自身の検証の中で分かりました。

充分に硝化バクテリアが活動し、常にアンモニア濃度の低い環境と

セット後間もなくアンモニアが出やすく水換えを繰り返す環境で

同時に欧州魚を導入した所、はっきりと魚の状態に差がでましたので

こちらでご報告致します。

 

という訳で、上記の2つの濾過が十分に適度に機能している濾過環境が

ここでいう良い濾過環境と思ってください。

つまり欧州魚はこの2つ濾過要素がしっかり満たされている環境で

生まれ育ってきたディスカスであると思ってください。

その欧州魚達が、この条件を満たさない環境に入った場合・・・さて、どうなりますでしょうか?

 

ここで話を戻しますが、実は、水換え中心で飼育されている方の中には

毎日大量に水換えをしているので、これだけでディスカスを飼育できると

いや、そうしろと飼育書、あるいはショップに書かれていたり、言われたりしておりますので

水を換える事がディスカスの正しい飼育法だと誤解されている方が少なくなく

その実、その方々の水槽環境は

平常アンモニア(アンモニウムイオンも)だらけであったりするものです。

 

また、多くの方はディスカス飼育開始当初はアンモニアを良くはかられるのですが

ある程度飼育が出来ると飼育が我流となり、基本的な飼育環境維持への注意を

怠るケースが見受けられます。

また水槽の立ち上げなどに関しても、我流で会得されていることが多く

他所から来た魚が前出の善玉菌をお腹に持ち込んでくれ

【偶然】に良い善玉菌環境を作り出してくれる事もないわけではなく

そうとも知らず自身の力で良い水槽環境を立ち上げたと勘違いされている方も

少なくないよう様です。(私も実はそうでした^^;)

その偶然できた良い環境も

調子が良いからと濾過のメンテナンスを怠り

さらに餌をあげ過ぎたりしますと、いつの間にか善玉菌が生息しづらい環境となり

悪玉菌の支配する環境に変化していったりしております。

 

ディスカスの中にはそのような環境でも

これまた結構頑張ってくれたりする子もいるのですが、欧州魚はそうはいきません。

かなり凹みます。

いや欧州魚に限らず、多くのディスカスが、同様の原因で

調子を落としているのではないでしょうか?

 

という訳で、あの水替え中心の飼育法で、ロートターキスを上手く飼育できなかった方は

きっと水槽の濾過環境に不備があったと思われます。いや、間違いないでしょう。

さらにpart1でお話しした寄生生物の影響も考えられますね。

皆様の中で、同様なことが起きている方もいらっしゃるかもしれませんが

その場合、ご自身の濾過環境、飼育法を今一度検証し直してみられてはいかがでしょうか?

 

では、水換え中心の飼育法を難なくこなしている方はどうなのか?

実は、前出の2つの濾過環境作りと維持メンテナンスを

きっちりされているのでしょう。

基礎の部分でこの2つ濾過環境を維持しているのであれば

水換え中心の飼育は全く問題はないと私は思います。

ですので、ここで申し上げたい事は、水換え中心の飼育法がNGという事ではなく

上で挙げた善玉菌と硝化バクテリアによる濾過の働きをしっかり理解していただき

それをディスカスの飼育環境に十分に運用する事が非常に重要だという事です。

 

え~~~っと、長くなりましたが、欧州魚を上手く飼育する方法

ご理解していただきましたでしょうか?

パラサイトフリーで、なおかつ良い濾過環境

つまり非常に快適な環境で欧州魚は生まれ育ったという点が

欧州魚を飼育するうえで大切なキーワードだったのですね。

 

また、part1とpart2をよくよく読んでいただければ

実は、欧州魚に限らず

どんなディスカスであれ、こちらに書いた事を注意していただければ

より良くディスカス飼育できるという事も何となく想像して頂けたらと思います。

 

現在、世界で多くの方が趣味として、また生業として

ディスカスを楽しまれ、また美しいディスカスを作出されております。

ワイルドディスカス、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、そしてジャポン産!?

皆様が、欧州産のみならず

世界のワールドディスカスをお楽しみいただけるように心から願っております。

そのための情報&ノウハウをまたアップできるように

日々研鑽していきたいと思っております。是非ご期待くださいね!!

DSC_2284.jpg

欧州ディスカスを飼いこなせ!ではなく

世界のディスカスを飼いこなせ!という方が良かったかしら?


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阿波

世界のディスカスを飼いこなせ!記事
じっくり拝見させて頂きました

なるほど!と思うこと
あ・・やっちゃってる?!って事が
多々あっちゃいました^^;

こりゃ~又お店に伺って
じっくり お話を聞かせて頂きたいですね~
今度は無論 お土産もって行きますので(´ω`)徳島B級グルメを

パラサイトの存在 解っちゃ居るけど目を背けてる部分
あります!そこらへんをもっとよく考えねば
これ以上の高見に行けないんだろうな~
勉強になります (´ω`)ごっちゃんです!
by 阿波 (2011-05-15 10:22) 

チャオチャオなタケオ

>阿波さん
パラサイトフリーの話をすると
皆様引き気味になってしまうのですが
まぁ、こういう事もあるよ~~という感じで聞いてもらった方が
良いかと思います。

熱帯魚が進んでおるお国では
この寄生系生物には非常に敏感です。

しかし日本は鯉と金魚飼育で培った
大らかに観賞魚と付き合う文化がございます。
ですので、全く欧州のキッチキチのやり方に倣いすぎるのも
どうなのかな?と思いますよ。

しかし、弊害をもたらすパラサイトもいますので
その辺りは、知ってて損もなし、思い当たる節があれば
自分の水槽で駆除を試みても
損はなし!ということでしょうか。


徳島B級グルメって…徳島中華そば?岩屋饅頭でしょうか!?
            ↑今調べました~('∀`;)汗
by チャオチャオなタケオ (2011-05-15 13:42) 

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